睡眠の質はホルモンで決まる メラトニン・コルチゾール・成長ホルモンの関係
- スドアサミ

- 6 日前
- 読了時間: 6分
眠れない原因はホルモンかも?
眠りを整える「3つのホルモン」の仕組み
・寝つきが悪い
・眠りが浅い
・寝ても疲れが取れない
このような「眠りの悩み」を感じている方は少なくありません。
実はこうした睡眠の質には、
体の中で分泌されるホルモンが大きく関係しています。
眠りに関係する代表的なホルモンは次の3つです。
・メラトニン
・コルチゾール
・成長ホルモン
これらがバランスよく働くことで、
私たちは自然に眠り、体を回復させることができます。
今回はこの3つのホルモンの働きについて分かりやすく解説します。
目次
眠りにまつわる3つのホルモン
そもそもホルモンとは何かをご存じでしょうか。
ホルモンとは、体の働きをコントロールする
体内のメッセンジャーのような存在です。
ホルモンは次のような流れで働きます。
司令塔(脳・視床下部)
↓
体の状態をチェック
内分泌腺がホルモンを分泌
↓
血液にのせて全身へ送る
ターゲット細胞が反応
↓
必要な働きを行う
例えるなら
脳が司令塔
↓
血液がメール便
↓
ホルモンが手紙
のようなイメージです。
体の中では多くのホルモンが働いています。
例えば
・甲状腺ホルモン(代謝を上げる) ・副腎皮質ホルモン(血糖や血圧を調整) ・性ホルモン(生殖機能や体の成長)
などがあります。
こうしたホルモンが常に分泌されることで、
体はバランスを保っています。
その中でも睡眠に大きく関係するのが
メラトニン
コルチゾール
成長ホルモン
の3つです。
メラトニンの役割
メラトニンは、脳の松果体から分泌されるホルモンで
「睡眠ホルモン」とも呼ばれます。
夜になると分泌が増え、体を眠る準備の状態へと導きます。
主な働きは次の通りです。
睡眠リズムの調整
メラトニンは体内時計(サーカディアンリズム)を整えます。
朝、光を浴びると分泌が止まり
約14〜16時間後に再び分泌が始まります。
これにより
夜になると自然に眠くなる
というリズムが作られます。
体を眠るモードへ切り替える
メラトニンが分泌されると
・体温が下がる ・脈拍がゆるやかになる ・血圧が下がる
など、体が休息モードに入ります。
強い抗酸化作用
メラトニンにはビタミンCやE以上とも言われる
強い抗酸化作用があります。
そのため
・細胞を守る ・老化を抑える ・免疫を整える
といった働きも期待されています。
メラトニンを減らす原因
メラトニンは次の影響を受けやすいことが知られています。
・スマホやPCのブルーライト ・夜遅くまでの強い光 ・加齢
特にスマートフォンの光は
メラトニン分泌を抑えてしまうため
寝つきの悪さにつながることがあります。
コルチゾールの役割
コルチゾールは副腎から分泌される
ストレスホルモンと呼ばれるホルモンです。
名前だけ聞くと悪いイメージを持つかもしれませんが、
実は生命維持に欠かせない大切なホルモンです。
朝の目覚めを作るホルモン
コルチゾールには日内リズムがあります。
朝
→ 分泌が多い
夜
→ 分泌が少ない
朝にコルチゾールが増えることで
・体温が上がる ・血圧が上がる ・エネルギーが作られる
つまり
体が活動モードになるのです。
ストレスから体を守る
ストレスを感じるとコルチゾールが分泌され
・血糖値を上げる ・血圧を上げる ・エネルギーを作る
などの働きで体を守ります。
問題は「慢性的なストレス」
ストレスが長期間続くと
コルチゾールが過剰になり
・不眠 ・疲労 ・免疫低下 ・肥満
などの原因になることがあります。
そのためコルチゾールは
体を守るホルモンでもあり
バランスが崩れると不調の原因にもなる
という特徴があります。
成長ホルモンの役割
成長ホルモンは脳の下垂体から分泌されるホルモンです。
子供の身長を伸ばすホルモンとして知られていますが、
実は大人にとっても非常に重要です。
体を修復するホルモン
成長ホルモンには
・筋肉の修復 ・細胞の再生 ・皮膚の再生
といった働きがあります。
そのため
体の回復ホルモンとも言われています。
代謝を整える
成長ホルモンには
・脂肪分解 ・筋肉の合成 ・血糖調整
などの働きもあります。
つまり
体を若く保つホルモンとも言える存在です。
成長ホルモンが多く出るタイミング
成長ホルモンは
睡眠中、特に最初の深い睡眠
のときに最も多く分泌されます。
そのため
睡眠の質=体の回復力
と言っても過言ではありません。
3つがうまく働いてスムーズな入眠
睡眠は、この3つのホルモンが
リレーのように働くことで整います。
理想的な流れは次の通りです。
朝
コルチゾールが増える
→ 体が目覚める
夜
メラトニンが分泌
→ 眠気が生まれる
睡眠中
成長ホルモンが分泌
→ 体が回復する
つまり
朝はコルチゾール
夜はメラトニン
睡眠中は成長ホルモン
という流れが整うことで
自然に眠れる体になります。
ホルモンバランスを整える習慣
日常生活の中で取り入れやすい習慣をいくつかご紹介します。
朝、太陽の光を浴びる
体内時計がリセットされ
夜のメラトニン分泌が整います。
寝る前のスマホを控える
ブルーライトは
メラトニン分泌を抑えてしまいます。
できれば寝る1時間前は
画面を見る時間を減らしましょう。
軽い運動を習慣にする
運動は
・コルチゾールのリズム調整
・成長ホルモン分泌
に役立ちます。
寝る直前の食事を避ける
満腹状態では
成長ホルモンが分泌されにくくなります。
できれば就寝の2〜3時間前までに食事を済ませると理想です。
リラックスする時間を作る
入浴やストレッチなどで
副交感神経を優位にすることは
自然な眠りにつながります。
まとめ
眠りの質は
・メラトニン
・コルチゾール
・成長ホルモン
という3つのホルモンによって大きく影響を受けています。
この3つがバランスよく働くことで
自然に眠り
体が回復するリズム
が整います。
忙しい日々の中でも
・朝の光
・適度な運動
・寝る前のリラックス
といった習慣を少し意識するだけで、
睡眠の質は大きく変わることがあります。
眠りは、体を整えるための
大切な回復の時間です。
日々の生活の中で、
体が休めるリズムを作っていきたいですね。
眠りの質は脂肪量にも大きく影響します
不眠や断眠、すぐ目覚めてしまう、寝ても疲れが取れないなど
眠りに関するお悩み、ぜひご相談ください
体の緊張を緩めることで眠りに関するお悩み解決への糸口となるかもしれません
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